1.17の日だし電気火災についてでも記述する

どうも、itioka3_10です。

最近はブランディング整備と色々事務作業をしている日々を送っています。。。


ということで阪神淡路大震災の日に因んで電気火災の話をしていこうと思う。

1.17の主な死因圧死だけどな!!!(家具の配置と固定とかで防げるものなので是非とも注意してみてください。)


・電気火災?地震とかと関係なくね?

恐らく、そう思われるかと思いますが、電気火災などといったものは「二次災害」というものに分類されて聞きますよね。

wikiの概要を参照すると“二次災害(にじさいがい)とは、事件・事故・災害が起こった際に、派生して起こる災害のことである。”

…つまり地震が起きた後の津波も次災害に該当する訳です。

じゃあ、どのようにして火災が起きるのでしょうか?


・電気火災の起因

まず、電気火災は、震災(1.17の阪神淡路大震災や3.11の東日本大震災)の原因が特定できた火災のうち半数以上を占めています。特に寒冷期にはこの数値が大きいと思います。何故ならば、ストーブ等の暖房器具を使うからです。

・原因1:暖房器具による出火

電気器具というものは、そこに電気が流れ続ける限り、半永久的に機能し続けます。

つまり、それは地震動により散らかったり倒れたりして可燃物との距離が近くなって温度が上昇してたり燃え移ったりしても止まることはないということです。(転倒の安全装置は流石にあるかと)


・原因2:断線,短絡による異常発熱

電気の「電圧」や「電流」はよくダムのように水の動きに例えられる事があります。電圧は高い方と低いほうの湖、電流は上下の湖を結ぶ水流を指します。

地震動によって、家具が倒れたりしてその輸送路を踏んづけてしまうと、輸送路が遮断若しくは制限されてしまい、勢いのある水流は発熱をします。


こちらは、かなり電気的な理屈であるため、説明が難しい・説明になっていないところもあるかもしれませんが、「電流の流れを妨げることによって異常に発熱する」ことによって火災が発生します。

引用:http://www.miyazaki-gijutsu.com/series4/densi0211.html


・予防は?処置は?

予防としては

・普段使用しない機器はコンセントから抜いておく

先程も書いた通り、通電してる限り機能し続けるので、常用しない機器は外すことで発生確率の分母を下げます。また、待機電力削減にもなり、節電対策にもなります。

・家具の固定や暖房器具の周りに燃えやすいものを置かない

発火する原因の抑止ですね。家具の倒壊は避難時の障害にもなりますので、固定、扉開き防止ロックなどをご活用ください。

・電気火災・ストーブ火災対応の「住宅用消火器」を備えておく

初期消火は被害を最小限に抑える有効な方法なので絶対に設置してください。尚、業務用(白黄青のABC)ではなく住宅用の「普通・天ぷら・ストーブ・電気火災適用」のものをお選び下さい。

・感震ブレーカーを設置する

コンセントから離線と同様にこちらは主幹ブレーカーを落とす事によって、家全体の電気を遮断して未然に防ぐものです。

資格必須のブレーカー一体型や資格不要地震動でおもり玉の自由落下でツマミを落とす簡易タイプなどがあります。


火事が起きたら

・人を呼ぶ

火災発生時はとにかく周りに伝えて手伝ってもらいましょう。


・ブレーカーにて電気の遮断,初期消火、消防へ通報

感電防止や更なる災害防止の観点から遮断することをおすすめします。


おわりに

災害といっても風水害,波浪高潮害,地震津波火山…そして火災。

災害の種類や被害の受け方など様々で勿論、多角的な分野から色々な防災・減災が提唱・実践されています。沢山の話がありますが、取り敢えずは、


1週間生きれるように備えよう

安全に家を出れるようにしよう


というものから始めて

唯一完全に防止・最小限の被害で抑えることができる「火災」について充分な備えと知識を持っていただけたらと思います。


電気というのは便利な反面、それ相応の危険性を持っているエネルギーであることを覚えていてほしいです。

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